東京五輪・パラリンピックでは、施設に使う木材が森林破壊などにつながらないようにする方針が打ち出された。その結果、環境への配慮を裏付ける国際的な認証を取得する山林・製材関係者が飛躍的に増えた。ただ、建築主など一般社会に木材の持続可能性の意識が高まったかといえば、実情はまだ途上にある。
大会組織委の方針がきっかけに
宮城県登米(とめ)市の登米(とよま)町森林組合は、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で、主人公の就職先のモデルとなった。ドラマの監修も務めた参事の竹中雅治さん(54)に市内のスギ林を案内してもらった。
「まっすぐ伸びた木の間から日が差し込んで明るいでしょう。手入れがよく行き届いています」
市は2016年、合併前の登…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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