芋虫のような巻き貝のような、不思議な形の伝統野菜・チョロギ。あまり知られていないが、梅酢に漬けて赤くした漬物は、おせち料理の定番だ。それだけじゃもったいないと、和洋中のシェフたちが集結し、チョロギとジビエを融合させた創作料理を披露した。
拡大する収穫されたばかりのチョロギ=2019年12月10日、大分県竹田市、長沢幹城撮影
大分市のJR大分駅前広場で16日、「大分ジビエPRday」があった。目玉は「大分の食文化を伝える会」によるジビエ料理。和食、洋食、中華、家庭料理の4部門のシェフがふるまう料理に今回、すべてチョロギが入っていた。
拡大するチョロギ入りジビエ料理に笑顔を見せる子ども=2020年2月16日午後0時27分、大分市の大分駅前広場
大分県竹田市で約300年前から栽培される根菜だ。同市出身のフランス料理シェフで、同会の顧問を務める堀田大さん(72)=東京=が「チョロギは癖がなく、いろんな料理に合う。梅酢漬けだけじゃないことを知ってもらおう」と呼びかけた。
拡大するチョロギの漬物=2019年12月11日、福岡市博多区、長沢幹城撮影
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル