広島市内のお好み焼き店が、新型コロナウイルスの感染対策で休校になった子ども向けにサービスを打ち出している。南区出島の「お好み焼き麦」は小学生以下に100円のお好み焼きを売る。「これを機に子どもを迎え入れる店にしていきたい」と願う。
「麦」は4日、持ち帰り限定で始めた。小学生以下に売る100円のお好み焼きは小さめの肉玉そば。通常700円のシングルサイズも小学生以下なら200円にする。食べやすいようキャベツは細め。中学生は全商品を半額にする。21日までの予定。子どもが受け取りに来ることを求めている。
店主の高雄泉さん(51)は、8年前の開店時から子どもが行きやすい店を目指していた。今年2月には、お好み焼き店を子どもが集まる場にしようと提案するシンポジウム(一般財団法人お好み焼アカデミー主催)に参加。何ができるか検討していたところ急きょ休校となり、踏み切った。
高雄さんは「支えてもらった地域に恩返ししたいという思い」と話す。今後も継続的な子ども向けのサービスを考えるという。
市内には、地元の子どもに対して、数量限定で無料のお好み焼きを振る舞う店もある。
中国新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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