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家族連れでにぎわっていた東京・としまえんのプールで、8歳の女の子が溺れ、心肺停止で発見されたが、その後、死亡が確認された。
何が起きたのか、事故当時の様子がわかってきた。
来場者の姿が消えたプール。
従業員が見守る中、現場の状況を調べる警察官の姿が確認できる。
東京・練馬区の「としまえん」のプールで、8歳の女の子が死亡する事故が起きた。
15日午後2時すぎ、監視員が、空気で膨らませる遊具の下に女の子の姿を発見。
女の子は、駆けつけた救急隊により病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
目撃者は、「救急車が来て、心臓マッサージをされながら移動していった。(一緒に親御さんは?)いました。お父さんは小さい子を抱えていて、お母さんがわーっと走っていた」、「午後2時ごろでしたかね、休憩入りますって言って。女の子だったかな、もうほとんど顔真っ白で上げられて、とりつく島もなかった。一生懸命、救命活動してたんですけど、ぐったりされてましたね」などと話した。
「としまえん」によると、事故が起きたのは、「ふわふわウォーターランド」と呼ばれる有料の施設。
大きな浮島のほか、子どもたちに人気のウオータースライダーが完備されている。
エリア内に入るには、ライフジャケットが必要とのことで、死亡した女の子もライフジャケットを着用していたという。
台風が近づき、海の事故が増える中、「としまえん」は15日、7,000人近い来場者でにぎわっていたという。
目撃者は、「怖いですね。人ごとじゃないというか、本当に怖かったです。自分の子どもだったらと思うと、親の気持ちを考えると…」と話した。
死亡した女の子は家族と遊びに来ていたとみられ、事故を受けて、この施設は現在、閉鎖。
警視庁などが事故の原因を調べている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース