新型コロナウイルス感染症の流行を受け、がんを専門とする特定機能病院でも、コロナ患者の受け入れに取り組んでいる。昨春から200人以上の患者が入院した国立がん研究センター中央病院の島田和明院長と、昨年末に専用病棟を新設したがん研有明病院の佐野武院長に、思いや現状を聞いた。(月舘彩子、辻外記子)
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■発熱患者、プレハブで
昨年4月、東京都からの要請を受け、1病棟を新型コロナウイルス感染症専用にし、25床の病床を設けました。
23床を中等症用に、その入院患者の重症化に備えて2床を重症用としています。これまで延べ2千人以上の患者を受け入れています。
5月下旬~7月下旬まで、いったん新型コロナ病床を閉じましたが、7月27日に再び開設しました。
波はありますが、1月中旬以降満床状態が続いています。
呼吸器内科の医師が中心となり、医師6人、看護師20~40人、薬剤師1人のチームを組んで対応しています。1カ月でチームは交代します。
4月は院内感染対策として2週…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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