ぎりぎりまで開催めざしたフジロック 強気姿勢も限界に

 日本の音楽フェスの象徴的な存在といえるフジロック。だが今年は、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した3月ごろから、SNS上などでも開催を危ぶむ声が大きくなっていった。

 4月初旬、4月末~5月に予定されていた「アラバキ・ロックフェス」「ジャパン・ジャム」の中止が決まったが、フジロックは同じ時期に、電気グルーヴなど第2弾の追加出演者を発表するなど、開催へ強気の姿勢を崩していなかった。

 5月中旬には、フジロック、サマーソニックと並び「3大フェス」と呼ばれる「ロック・イン・ジャパンフェス」の中止が決定。この時点でサマーソニックも8月開催は見送りが決まっており、いよいよフジロックの動向に注目が集まっていた。5月下旬にはツイッターのトレンドワードに「フジロック」が入るなどしていた。

 それがここにきて、ついに中止…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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