角野貴之
東京駅から徒歩9分のコワーキングスペースに、スーツ姿の彼がいた。熊本県営業部長兼しあわせ部長、くまモン。9月21日、その場所に東京でのオフィスを構えた。
一応、公務員。上司の指示は、「首都圏でのPR活動に一層力を注ぐこと」。ただ、出動はすでに年間2千回を超えるペース。全国各地を飛び回る日々だ。
「体がもたないモン」、彼はそんなことを口にはしない。むしろスタッフが心配した。「頑張りすぎ。出動の合間に休憩する所が必要」
ワーキングスペースの運営企業が、その場所の新たな活用法を検討していると耳にした。PR活動の拠点にもできるかもしれないと、使わせてもらうことに。「首都圏でも会える機会が増えるモン!」(角野貴之)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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