JR宝塚線(福知山線)脱線事故から25日で17年になるのを前に、負傷者や家族などが沿線を歩く「メモリアルウォーク」が10日にあった。それぞれが事故について考え、伝えていく思いを確かめながら、2・8キロほどの道のりを歩んだ。
「負傷者と家族等の会」(空色の会)が2010年から実施している。20年はコロナ禍で中止、昨年は会のメンバーだけで実施したが、今年は3年ぶりに一般からも参加者を募り、約30人が歩いた。
午後1時半ごろ、JR塚口駅近くの上坂部西公園を出発。以前は「電車を見るのも耐えられない人がいる」と線路沿いの道を避けてきたが、昨年からは沿線を歩くルートに変更した。事故現場の慰霊施設「祈りの杜(もり)」で亡くなった人へ祈りを捧げた。
終着地点のJR尼崎駅近くに…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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