長時間労働で仕事がきつく、待遇も良くない。そんな運送業のイメージを変えようと働きやすい環境作りに取り組む運送会社が三重県菰野町にある。裕進運輸(同町千草)。7年前、社員が意見を出し合って考えた「10年後の理想の会社」が、その出発点だ。
2018年に完成した社屋は前面がガラス張りの白壁だ。中に入ると人工芝が敷かれた交流スペースにテントが張られ、おしゃれなカフェコーナーがある。2階には、トレーニングマシンが並ぶジム、クレーンゲームがあるゲームコーナー、テラスにはバーベキューコーナーもある。
新社屋の話が持ち上がったころ、「10年後の理想の会社」を話し合う社員会議が開かれていた。
「この建物じゃ、無理だよ」と言われて奮起
そこで出たアイデアを実現さ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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