「まだまだ勝手に関西遺産」
大阪メトロの谷町六丁目駅から北東に約300メートル。住宅街の建物の間の暗がりをつまずきながら15メートルほど進むと、ぼんやりと照らされた潜水艦バー「深化」の扉が現れる。
看板も出さず、ほとんど宣伝もしていない。10年以上前、店の存在を知ってインターネット上のわずかな情報を頼りに何度か探し回ったが、見つけられなかった思い出がある。
出入り口の扉は鉄板を貼り合わせたような武骨な姿。知らなければ到底、店には見えない。力を込めてガラガラと開けると、間接照明の中に「異世界」が浮かび上がる。
低くブーンとうなる冷蔵庫の音がBGM… この後、店内を詳しく紹介します
店内は細長く、潜水艦のイメー…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル