JR山陽新幹線の新下関駅(山口県下関市)で9日午前8時40分ごろ、博多発岡山行きの「こだま842号」(8両編成)が停車予定のホームがある線路からそれて、駅を通過するための線路に入る運行ミスがあった。JR西日本が12日発表した。
同社によると、前を走る「のぞみ6号」への進路指令を誤ってこだまにも出したことが原因だという。こだまはいったん駅を通過し、後進してホームのある線路に入り直して駅に停車した。この作業のために1時間19分の遅れが生じたという。乗客は73人だった。
9日は大雨の影響でダイヤが大きく乱れていた。同社は「大雨による混乱で、指令員の役割分担の確認が不十分だった」(広報担当者)としている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル