大阪市の天王寺動物園で昨秋に生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが、順調にいけば23日にも一般公開される。性別もメスと判明。当面は短時間だけの公開となるが、母親のイッちゃん(メス7歳)に甘える愛くるしい姿が見られそうだ。
赤ちゃんは昨年11月25日に生まれたが、性別は3月になるまで不明だった。誕生後、母親と獣舎内の産室にこもっていたうえ、そもそもホッキョクグマの性別は目視では判別しづらいとされる。過去には、札幌市の円山動物園で生まれ、オスと判定されたツヨシ(17歳)が、実はメスだった例もある。
このため、天王寺動物園では、大学にDNA鑑定を依頼。その結果、メスと確認された。
赤ちゃんの名前はまだ決まっていない。父親のゴーゴ(オス16歳)とイッちゃんは、2頭を寄贈した「551の豚まん」で知られる蓬莱(ほうらい)(大阪市)と同園が相談して名付けられた。今回の赤ちゃんも両者が協議して命名する予定だという。
赤ちゃんは母乳で順調に育ち、現在は推定で体長約60センチ、体重10キロあまりで、丸々としている。最近は、母親のエサの白菜やニンジンを、まねをしてかじるようになったという。
一般公開を前に、同園では赤ち…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル