ごはんラボ 鶏そぼろ
炒めてよし、煮てよし。まとめて焼けばボリュームのあるおかずに、野菜に詰めれば気の利いた酒肴(しゅこう)にも。ひき肉は、調理法によって様々に姿を変える食材です。今回から3回、そんなひき肉料理の基本をマスターします。
まずは、ごはんのお供にぴったりの鶏そぼろを。「パラパラに、かつ、しっとり」仕上げることをめざします。ひき肉を細かく炒めるコツは、温度が上がりすぎない状態で調理すること。こまめに火を止め、慌てずにほぐします。早く温度を上げると、ひき肉が固まってしまい、ほぐれなくなるからです。しっとりとさせるには、完全に汁気を飛ばさず、うっすら残して火を止めます。
冷蔵庫で保存すれば、数日は日持ちします。濃い味付けはお弁当向け。ひき肉200gに対し砂糖の量を大さじ2にすると、ちょうどよい甘みになります。チャーハンやサラダのトッピングには、砂糖を大さじ1と1/2に控えるとよく合います。(栗田優美)
監修・料理:渡辺あきこ
調理科学 :香西みどり
【材料(作りやすい分量)】
□ 鶏ももひき肉 200g
□ ショウガ みじん切り5g
□ 油 小さじ1
□ しょうゆ 大さじ2
□ みりん 大さじ1
□ 砂糖 大さじ1と1/2~2
□ 水 1/2カップ
【作り方】
①材料をすべて用意しておく。フ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル