部活動で地域や社会に貢献しようと、愛知県立豊明高校イラストレーション部(豊明市)が、活動の場を広げている。市広報紙の連載まんがから、交通安全を呼びかけるちらしやお店の看板まで、地域からの依頼が相次ぐ。かわいいイラストと高校生らしいアイデアが人気を呼んでいる。
豊明市のごみ減量を呼びかけるマスコット「マッタマン」。市広報紙に連載している4コマまんがは昨年8月から部員たちが担当している。市環境課が「まんが甲子園」常連の実力を見込んで依頼した。環境課の平野有衣莉さんは「文字だけでは伝わりにくいことも、まんがなら伝わりやすい」と話す。
市防災防犯対策課は今年1月、小学校の低学年向けに交通安全を呼びかけるデジタル紙芝居をつくってもらった。昨年9月には横断歩道のマナーを伝える「ハンドサイン」のちらし制作を頼んだ。松本裕介課長補佐は「高校生の『部活』が地域からこれだけ頼りにされているのは、ほかに例がないのでは」。
愛知署も、高齢者向けに詐欺の電話に注意を呼びかけるイラストを依頼。今月、感謝状を贈った。
地域のお店からの依頼も多い…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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