22日の「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」の後に行うパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」のリハーサルが6日朝、本番と同じコースで実施された。パトカーや白バイ、黒塗りの車両など約50台が車列を組み、皇居から赤坂御所までの約4・6キロを走行した。
リハーサルには宮内庁幹部のほか、皇宮警察と警視庁の警察官、陸上自衛隊の儀じょう隊も参加。午前7時ごろ、皇居・宮殿を出発した車列は、二重橋を通り、国会議事堂正門前や青山通りを経て赤坂御所までの道のりを約30分かけてゆっくりと進んだ。天皇、皇后両陛下が本番で乗車される予定のオープンカーはこの日は使われなかった。
リハーサルの15分ほど前から周辺の交通規制が行われ、上空には警視庁や報道のヘリ数機が旋回。時折小雨の降る中、沿道では居合わせた外国人観光客や皇居ランナーらが足を止め、携帯電話のカメラなどで車列を撮影していた。
22日の祝賀御列の儀では、オープンカーを含む車列が午後3時半に皇居を出発、同4時ごろ赤坂御所に到着される予定となっている。悪天候の場合、26日に延期する。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース