さいたまPTA協からの退会、今年さらに5校 会計問題やスリム化で

 さいたま市PTA協議会(市P協)に加入する市内165小中学校のPTAのうち、今年に入ってから少なくとも5校が市P協からの退会を決めたことがわかった。さいたま市では事業への不信感や活動のスリム化を理由に、2020年にも2校が退会している。「退会を検討中」としたのも2校あり、今後も退会が増える可能性がある。

 PTAは、日本PTA全国協議会(日P)を頂点に、都道府県や市区町村レベルで協議会などの団体がある。市P協は、市内各校のPTAが加入する組織で、市教委への請願や団体保険の窓口などの事業を行っている。

 市P協では2月、現役役員が内容を把握していない不明瞭な業務委託費の支出が19~22年度に1千万円以上あったことが発覚。こうした問題が起きたため、朝日新聞が3月下旬~4月中旬、さいたま市内の各校のPTA会長に電話や書面でアンケートをし、退会の意向を確認した。

 退会決定や検討をしている7…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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