秋田県大仙市の雄物川河畔で29日夜、打ち上げの時間や場所を公表しない形での「サプライズ花火」があった。この日は「第94回全国花火競技大会」(大曲の花火)が予定されていた日。尺玉や連続での花火があがると、見物の家族連れなどから歓声があがった。
大曲の花火実行委員会がコロナの終息や全ての人への希望の光となるように、また、医療従事者への感謝を込めて5月から続けてきている「明日への光」の一環として実施した。
花火は午後8時すぎから約35分間、例年「大曲の花火」に参加する28社が寄せた尺玉が1発ずつ打ち上げられた。芯入(しんいり)割物(わりもの)(同心円状に真円を描く菊型花火)、自由玉のどちらかで、選択は会社任せ。オープニングと中盤、フィナーレには、数分間にわたり広範囲に色とりどりの花火が打ち上げられ、夜空を彩った。
花火師と観客がライトを振り、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル