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ごはんラボ いりこレモンの豚ショウガ焼き
和食を身近に感じるシリーズの最後は、いりこ(煮干し)を調味料にするという提案です。
だし用に買っても使い切れない。そんな悩みにこたえつつ、小魚・イワシの肉にも負けない力強さを再認識できます。香川生まれで瀬戸内のいりこを食べて育った料理監修・林亮平さんの、「足元の素材を見直そう」という思いもこもっています。
名付けて「粉いりこ」。作り方は、電子レンジで加熱し、頭もはらわたも丸ごと粉にするだけです。同じくイワシと塩で作るアンチョビやナンプラーにも似た魚のうまみと塩味を、野菜炒めやチャーハンといったいつもの料理に加えられます。
紹介するのは、しょうゆを使わずに粉いりこを加える豚のショウガ焼きです。レモンを合わせると、魚のくせは消え、コクとさわやかさが同居した味わいが生まれます。
もう一品、いりことレモンの風味を加えた酢みそを鶏肉にかけました。魚介や山菜にも合います。(編集委員・長沢美津子)
いりこレモンの豚ショウガ焼き
(材料・1人前)料理監修:林亮平さん(日本料理・てのしま)
□ 豚肉(トンカツ用)1枚(120g)
□ 小麦粉 適量
□ ショウガみじん切り 大さじ1
□ 粉いりこ 大さじ1
□ サラダ油 適量
□ 酒 大さじ2
□ 水 大さじ2
□ みりん 大さじ1
□ レモン汁 大さじ2
作り方
①作りやすい分量で粉いりこを作る。いりこ50gを皿に広げ、ラップをせずに電子レンジ(500W)に50秒かける。水分が飛んで香りが立つ。冷めてから手でほぐし、電動の小型ミルやすり鉢で粉末にする。
②ショウガをみじん切りにしてお…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル