大型連休初日の東京駅。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国に広がり、新幹線ホームは閑散としていた。それでもこの日に新幹線に乗り込む人たちには様々な事情があった。
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東京都台東区の会社員男性(52)は毎週末、母親(85)の見舞いと実家の掃除のために愛知県に向かっている。この日も同様だ。「父親も亡くなった。知事は(遠出をするなと)言っているけど、どうしようもない。人間が生きていくために必要なこともある」。普段は在宅勤務で、自宅からほとんど出ず、体温を測るなど体調にも気を配っているという。
「人がいない。異常ですよ」と大阪に出張する会社員の男性(48)。「電話の回線切り替え工事のためどうしても行かなければならない」と話す。
大阪府に住む主婦(57)は、…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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