ごはんラボ ワカメのサラダ
乾物シリーズでは切り干し大根や干し椎茸(しいたけ)などの「里の乾物」を紹介してきました。最終回は「海の乾物」、ワカメを使ってサラダを作ります。
海に囲まれた日本では、古くから海藻を生活に採り入れてきました。万葉集にもワカメが登場するほど。1970年代に乾燥カットワカメが発売され、さらに身近な存在になりました。
開発した理研ビタミン(東京)によると、茶葉をヒントにカール状に乾燥させていて、水に浸すとワカメがゆるゆるとほどけます。浸しすぎるとドロッとしてしまうので、5分ほどしたら水を切りましょう。
ドレッシングは韓国風に。ワカメに塩気があるので塩は入れず、しょうゆだけ。すりゴマとゴマ油が加わることでコクと風味が出て、毎日でも食べたくなるおいしさです。変色を防ぐため酢は少なめ。韓国料理の研究家から3年間学んだという監修の渡辺あきこさんが編み出した、絶妙のバランスです。(山本奈朱香)
ワカメのサラダ
料理監修・渡辺あきこ
【材料(2人前)】
□ カットワカメ 大さじ2
□ サニーレタス 2枚
□ キュウリ 1/4本
□ ミニトマト 4個
〈ドレッシング〉
□ しょうゆ 大さじ1
□ 酢 小さじ1
□ 砂糖 小さじ1/4
□ コショウ 少々
□ サラダ油 大さじ1
□ ゴマ油 小さじ1
□ すり白ごま 小さじ2
【作り方】
①カットワカメはたっぷりの水に浸して置いておく。大さじ2は約4g。5分ほどしたら、戻り具合を確かめる。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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