たれは焼く前後に半分ずつ 究極の豚のショウガ焼き

ごはんラボ 豚のショウガ焼き

 スパイスのシリーズ最終回は、ショウガを使う家庭料理の定番を究めます。

 ショウガのさわやかな香りと辛みを生かすために、まず考えたのが、たれをつけるタイミング。肉を焼く前にもみ込むのと、焼いてからからめる方法がありますが、おろしたてのすがすがしい香りと焼いた時の香ばしさを両方とも味わいたいので、焼く前と後に半分ずつつけることにしました。

 使う肉の部位と厚さもポイントです。肉を焼く時、パサついたり、硬くなったりしませんか。この悩みは、薄切りの肩ロース肉を使うことで解決。脂身と赤身が分かれているロース肉(背中の部分)と違い、脂身が全体に入っているので、口当たりよく仕上がります。「ショウガ焼き用」として売られている厚めの肉よりも、薄切りの方が火を通しやすいです。

 たれは、付けあわせのキャベツを巻いて食べるのにちょうどよい味付け。ごはんにもビールにもよく合います。(栗田優美)

豚のショウガ焼き

材料(2人前) 監修:料理研究家・渡辺あきこ

□ 豚肩ロース薄切り 200g 

□ ショウガ 1片(15g) すりおろして大さじ1

□ しょうゆ 大さじ1と1/2 

□ みりん 大さじ1と1/2 

□ 油 小さじ1 

□ キャベツ 2枚(100g)

【作り方】

①キャベツは千切りにし、水にさらす。ざるに上げて水を切り、皿に盛る。 

②ショウガの皮をよく洗い、皮ご…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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