誰もがインターネットやスマートフォンを使う時代。ネットいじめやデジタルアクセスの格差などの課題を克服し、デジタル空間を賢く、積極的に利用する「デジタル市民」を育てなければならない。そんな教育の必要性を説く人がいる。
「新型コロナの流行によって、『デジタル・シチズンシップ』がますます注目されつつあるように思います」。6月19日、法政大の坂本旬教授(61)は、東京・市ケ谷駅近くの研究室の一角にあるテーブルの上のマイクから語りかけた。
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「デジタル・シチズンシップ」とは耳慣れない言葉だが、坂本さんがこの日に講師として招かれた国際大の社会科学系の研究所グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)のワークショップのテーマがこれだった。
GLOCOMの主任研究員、小…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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