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政府の緊急事態宣言を受け、大阪府の吉村知事は改めて不要不急の外出を自粛するよう要請しました。
吉村知事は7日、「とにかく家にいてくださいということです。5月6日まで。どうしてもという用事以外は家にいてください」と呼びかけました。大阪府は来月6日まで、通院や食料品の買い出し、職場への出勤など、生活の維持に必要な場合を除いて外出を自粛するよう要請すると決めました。特に、夜の繁華街への外出を控えるよう強く求めています。このほかイベントの主催者に対しては、規模や場所にかかわらず、開催の自粛を要請します。医療施設や保育所には事業の継続を求めますが、映画館などの民間施設に休館の要請をするかについては、外出自粛要請の効果などを見極めながら2週間程度で判断します。
一方、同じく緊急事態宣言の対象となった兵庫県の井戸知事も外出の自粛を呼びかけました。井戸知事は「(兵庫県)単独だったら指定されなかったかもしれませんですけど、大阪と一体として扱われるのはやむを得ないのではないかと思います」と語りました。兵庫県は今月19日までとしていた県立学校の休校を来月6日まで延長すると発表しました。一方、事業者への休業や施設などの利用規制は具体的には要請せず、「状況が一段と進んだ場合に考える」とし、明言を避けました。
貿易業者に勤める人は「困るよ。商売にならない。政治があまい」。飲食店で働く人は「ホンマに全部閉まっちゃったらゴーストタウンになっちゃうので、なんとか耐えましょうって飲食店同士がエンジンかけながらやっている」。医療事務に従事する人は「病院自体も外来患者が少ないんです。減ってきている。経営上の問題が。中小の病院は、問題が出てくるのかな」と話しました。
緊急事態宣言を受けた関西の百貨店の対応です。多くが8日から臨時休業すると発表しました。食料品売り場のみ営業する店もあります。鉄道各社はいずれも通常通りの運行を続けますが、本数を減らすよう要請があれば、検討するとしています。
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