つり上げられたカズワン 船内で見つかった携帯、乗客家族「解析を」

有料会員記事

松田果穂、佐野楓、戸田拓、比嘉展玖

 北海道・知床半島沖で沈没し、作業船で運ばれていた最中に再び落下した観光船「KAZUⅠ(カズワン)」。その船体が26日、約1カ月ぶりに海上に現れた。その作業を海上、陸上から見た。

 地元漁師の瀬川康彦さんの釣り船に同乗して、知床沖の海に出た。

 26日正午過ぎのウトロ漁港(斜里町)。雲ひとつない青空のもと、釣り船に乗って出航した。背景の知床連山は、いまだに雪が残る。この日午後の波は50センチ程度。風はほとんどなく、船上は立つのに困らないほど揺れも少なかった。

 15分ほど海上を進むと、カ…

この記事は有料会員記事です。残り1280文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment