快速電車が脱線して乗客106人と運転士が死亡し、乗客562人が重軽傷を負ったJR宝塚線(福知山線)脱線事故から25日で17年たった。現場の追悼施設「祈りの杜(もり)」では3年ぶりに追悼慰霊式が営まれ、遺族らが祈りをささげた。
107人が死亡したJR宝塚線脱線事故から25日で17年。JR西日本は事故車両を保存する施設を新設する計画を進めている。公共交通を担う企業として事故とどう向き合い、安全を保証していくのか。車両保存のあり方はその姿勢を示すメッセージになる。17年後に語られた「言葉」は。
17年前の事故では、7両編成の快速電車が兵庫県尼崎市のカーブで脱線してマンションに激突し、乗客106人と運転士が死亡した。
事故車両は捜査の証拠品として預かってきた神戸地検から2011年にJR西に返還された。JR西は大阪市と兵庫県高砂市の施設で保管しており、24年秋、大阪府吹田市の研修施設の隣に保存施設を建てる。
事故、災害、戦争……。教訓を伝える負の遺産を、私たちはどう生かしていくべきなのでしょうか。JR宝塚線脱線事故や日航機墜落事故での遺族の思いや、企業の取り組みとともに考えました。
JR西によると、1~4両目…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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