「愛情をもって怒る上司」と「決して怒らないドライな上司」ではどちらのタイプが自分に合うと思いますか?通信インフラサービス会社「オールコネクト」(福井市)が、全国の20歳代~50歳代の会社員男女400人を対象に行った「職場での愛情表現」をテーマにしたアンケートでは、62.8%が「愛情をもって怒る上司」を選んだ。
「愛情を感じない上司からのひと言」についての質問には「お前なんかいらない」(53.5%、複数回答)がトップ。以下、「この給料泥棒が!」(53%)「言われたことだけやっていればいいんだ」(44%)「こんなこともできないのか」(40.8%)と、パワハラと受け取られても仕方のない言葉が続いた。
会社の“愛情表現”として福利厚生の充実度は一つの指標だが、「あったらいいと思う福利厚生」としてアンケートでは「通勤補助(交通費支給、駐車場完備など)」が57.3%(複数回答)で1位となった。続いて「住居手当(家賃補助など)」、「家族支援(家族手当、家族看護休暇など)」、「医療費補助」と、比較的金銭面での援助を望む声が多かった。一方、不要だと思う福利厚生としては「婚活支援(社外交流、出会いなど)」が39.3%でトップ。「社内コミュニケーション制度(飲み会補助など)」「キャリア支援(独立支援制度など)」も上位を占め、自分の人生プランの大切な部分は、会社にかかわってほしくないという考えが垣間見えた。
アンケートを行った「オールコネクト」の担当者は、「“愛情をもって怒る上司”を選んだ割合が20歳代は66.7%で、30歳代の52.6%に比べ14ポイント以上高かった。若い人は、怒るとすぐ辞める、といった感覚を持っているかもしれないが、認識を改めるきっかけになるのでは」としている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース