大阪府吹田市のエキスポシティにある、ミュージアム「NIFREL(ニフレル)」に展示中のカニの一種「カイカムリ」が、種を説明する「種名板」を背負う姿が話題になっている。
カイカムリは外敵から身を守るため、貝殻や海綿などを背負い、身を隠す習性で知られる。水槽内には貝殻もあるのに種名板を選んでいるという。その姿を7月、客がSNSに投稿したところ、「自己紹介してあるいてるの可愛い」「一族の名を背負って…! なんて健気(けなげ)なんだぁ…」などの反応が寄せられ、一躍、人気者になった。
このカイカムリは昨年7月にニフレルで生まれ、本物の海を知らないという。種名板には「背負います 貝・ホヤ・海綿 種名板」と自身の習性を伝える句が書かれており、広報担当者は「思わぬ自己PRにこちらが驚いています」。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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