車の運転中にスマートフォンや携帯電話などを使用する「ながら運転」の厳罰化が12月1日から実施される。5月に成立した改正道路交通法の施行日などを定める政令が13日、閣議決定された。罰則と反則金、違反点数がいずれも引き上げられる。
運転中のスマホの使用などは後を絶たず、それらを原因とする交通事故が増えている。警察庁によると、昨年は2790件起き、うち死亡が42件、重傷が176件。事故件数はその5年前から1・4倍に増えた。今年上半期(1~6月)は1262件(昨年同期比17件減)で、うち死亡が14件、重傷が80件ある。
道交法は、運転中にスマホなどを手に持って通話したり、メールやネット通信、ゲームをしたりすることを禁止している。カーナビやテレビをじっと見る行為も同じだ。
今回の改正で、ながら運転の罰則は今の5万円以下の罰金から、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金に引き上げられた。
比較的軽い違反を対象にした行…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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