４連勝で２つ目のタイトル獲得なるか。将棋の藤井聡太棋聖が、19日の「王位戦」第四局を前に会場を下見しました。 今回の対局の舞台は、荘厳な松の絵が描かれた能楽堂です。19日の対局を前に、藤井棋聖は、18日午後、会場となる福岡市の「大濠公園能楽堂」を訪れました。 これは、タイトル戦の前日に、棋士自らが対局の場を下見する、「検分」という恒例行事。 能舞台の上には畳が敷かれ、藤井棋聖と、対局相手の木村一基王位は、座布団の座り心地や、盤の上の駒の手触りを真剣な表情で確かめていました。 王位戦「七番勝負」は、先に４勝したほうがタイトルを獲得し、ここまで３連勝している藤井棋聖が第四局に勝利すれば、７月に獲得した「棋聖」に続く２つ目のタイトル獲得となります。 藤井棋聖４連勝か。史上最年長で初タイトルを獲得した木村王位が踏みとどまるか。注目の対局は19日午前９時に始まります。
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