東京都港区の六本木ヒルズ内「けやき坂コンプレックス」屋上庭園で、人知れず桜が満開を迎えていた。
地上45メートルの庭園は、イベント時以外は非公開。広さ約1300平方メートルにソメイヨシノなど15本の桜が植えられている。一番古い木は2003年の開業当時からあるという。30日、撮影許可を得て屋上に上がると、東京タワーなど都心のパノラマが広がる中、満開の桜が枝を広げ、花びらが春風に舞っていた。
桜は19年の「春まつり」で一般公開されたが、その後は開かれていない。新型コロナウイルス感染拡大後は、田植え、稲刈りなど庭園で開くイベントも中止や人数を制限しての開催となっている。ビルを運営する森ビル担当者は「メディアを通して、多くの方々に都心の屋上に咲く桜を楽しんでいただきたい」。(西畑志朗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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