高知県奈半利(なはり)町のふるさと納税をめぐる疑惑で、町職員が返礼品を扱う水産会社が有利になるよう便宜を図った見返りに、現金約170万円を受け取っていた疑いが強まったとして、高知県警は13日にも、職員2人を受託収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。
県警が再逮捕するのは、ふるさと納税を担当している地方創生課長の森岡克博容疑者(45)と、同課長補佐の柏木雄太容疑者(41)。高知県安芸市の水産会社「通成(みちなり)水産」社長の松村通成容疑者(30)も贈賄容疑で再逮捕する方針。
捜査関係者によると、これまでの捜査で、通成水産側から2018~19年、森岡容疑者の長男名義のインターネット銀行口座に総額約170万円の現金が振り込まれていたことが明らかになっている。社長の松村容疑者は県警の任意聴取に対し、「返礼品の扱いで便宜を受けた見返りだった」との趣旨の説明をしていたという。
長男は通成水産でアルバイト雇…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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