三宅梨紗子
日本列島は20日、広い範囲で高気圧に覆われ、各地で夏日を観測した。気象庁によると、最も気温が高かったのは真夏日となった熊本県山鹿市の30・9度。東海地方では、岐阜県飛驒市で29・4度、三重県伊賀市で28・7度、愛知県豊田市で28・4度、岐阜県多治見市で28・2度、名古屋市で27・4度を観測し、今年一番の暑さとなった。
同市西区の井浦千尋さん(32)は庄内緑地へ、2歳の息子と生後5カ月の娘を連れて遊びに来た。「娘はきょう日焼け止めデビューしました。息子も今シーズン初めての半袖。夏が心配」と話した。抱っこひもで娘をだっこしており、「熱がこもるのでお互いに暑い」。
名古屋地方気象台によると、21日も各地で25度を超える夏日となる見込み。だが、週明けは平年より気温が下がると予想され、担当者は「肌寒い日もあって寒暖の差が大きい。体調管理に注意が必要」としている。(三宅梨紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル