新型コロナウイルスの影響で、大学に入学しても教室での授業がない。友達もつくれない。そんな新入生の悩みに、先輩がオンラインで答える試みが、各地の大学で広がっている。互いに情報交換し、活動を記録する動きも出てきた。
文部科学省の7月1日現在の調査によると、約2割の国公私立大学が対面授業をしていない。1年生への説明会を短時間で切り上げた大学もある。
福島大3年生で放送部長の沼里(ぬまり)一輝さん(20)は4月から、部員4人で「なんでも相談会」のライブ配信をツイッターで始めた。「僕が新入生なら確実に困っていると思って」。時間割の組み方や第2外国語の選び方を説明し、5月までに4回開催。各回40~70人が参加した。いまも個別に質問に答える。沼里さんは「学生と大学のパイプ役だと思っている」と話す。
東北大では大学と学生が手を組…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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