まもなく植松聖被告に判決 横浜地裁(tvkニュース(テレビ神奈川))

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植松聖被告に対する判決は16日午後1時半からこちらの横浜地裁1階の法廷で言い渡される予定です。

およそ2時間前に傍聴券の交付が行われた裁判所の近くにある象の鼻パークには10席の傍聴席に対し、1603人が訪れ、注目度の高さが伺えました。この裁判は2016年7月、相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を刃物で刺して殺害し職員2人を含む26人に重軽傷を負わせたとして、元職員の植松被告が殺人などの罪に問われているものです。これまでの裁判で事実関係に争いはなく、大麻使用の影響による被告の刑事責任能力が争点となっています。

検察側は「極めて残酷で人命軽視が甚だしい犯行。大麻使用の影響は小さく、死刑を回避する事情になりえない」と指摘し完全な責任能力はあったとして死刑を求刑。一方で弁護側は「大麻精神病により、異常な思考に強く支配されていた。被告人は事件当時善悪を判断する能力がなかった」と主張して無罪を主張しています。

その後のtvkの接見に対し植松被告は厳しい判決も想定しているとしたうえで、「控訴はありえない後悔はない」と話しました。社会的な問題を浮き彫りにした裁判で、量刑だけではなく判決の中で裁判所がどのような見解を出すのかにも注目されます。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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