まるで港の水揚げのようですが、このワタリガニをとっていたのは、フィリピン人の4人組…。
漁協組合員:
「初めてじゃないな?何回目だ?」 男:
「キョウダケ」 漁協組合員:
「今日だけでこんな獲れるか」 警察は20日、このうち岐阜県瑞穂市と可児市に住む37歳と58歳の男2人を、ワタリガニ96匹を密漁した疑いで、書類送検しました。
(リポート)
「フィリピン人の男らはこの場所で、ライトを照らすと集まってくるワタリガニの習性を利用して、ライトとたもを使ってカニを獲っていたということです」 2人は、愛知県の規則で漁師以外に禁止されているライトを照らして、たも網を使う方法で密漁した疑いが持たれています。
当時、2人を発見した野間漁協の組合長。今年8月、外国人による密漁被害が相次いだためパトロールを強化した矢先の出来事だったといいます。 野間漁業協同組合の組合長:
「4人で500以上あったかな、その数を見てものすごくびっくりしてね。何やるのって聞いたら『食べる』とは言ったけど、食べるなんて考えられなかったもんで、その時点でもう憤りを感じてね」
漁協組合員:
「とまりなさい、ちょっと見せてください」
網の中に入った大量のワタリガニ。これは今年8月、東海テレビが野間漁協のパトロールに密着した際の映像の様子。
漁協組合員:
「カニがあるじゃん。ハマグリもある」
今回、書類送検された2人以外にも、数々の密漁行為が確認されていました。
記者:
「今日はあそこで何をしていたんですか?」 男:「…」 この夏、漁協が20日間にわたって行ったパトロールでは、40人もの密漁者を確認。そのうち39人が外国人だったといいます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース