100人を乗せて宇宙を飛ぼうという次世代の大型宇宙船「スターシップ」の試験機が先月末、米テキサス州で150メートルの浮上試験に成功した。金属製のスタイリッシュな機体が浮上する動画も公開され、「SF映画みたい」とツイッターで話題だ。開発元の米宇宙ベンチャー「スペースX」は、この宇宙船で月旅行や火星移住を構想している。
スターシップは、直径9メートル、全長55メートルのステンレス製の宇宙船。開発中の巨大ロケットと組み合わされると全長118メートルで、アポロ計画で使われた「サターンⅤ」を超える史上最大のロケットになる。
8月27日は新型ロケットエンジンの試験があった。試験機「スターホッパー」は、エンジンが点火されると白煙を上げながらゆっくり上昇。高度約150メートルで今度はエンジンの噴射方向を変えるなどして横に移動し、徐々に高度を下げてゆっくりと着地した。浮上時間は約1分だった。
給水塔のようなずんぐりした形…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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