記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます
ナスは日本各地でさまざまな種類が作られています。よく見かける長卵形ナス以外にも、長いナスや一口サイズのナス、果皮が黄緑色のナスなど。店頭でも多彩なナスを目にすることができます。産地直送で取り寄せることもでき、形や肉質にあわせて食べ方もいろいろです。
大阪・泉州産が有名な水ナスも地方独特の品種の一つで、ぷっくりした大きめの卵形が一般的に知られます。「農作業の合間の水分補給に水ナスを食べた」と伝わるほど、水分が多いのが特徴です。皮も軟らかくあくも少ないため、浅漬けやサラダでおいしく食べられます。
今回、紹介する浅漬けの漬け汁は、塩と砂糖に昆布のうまみを加えたシンプルな味。水ナスのみずみずしさと食感が引き立ちます。
アレンジは、生で食べるナスの料理をもう1品。夏野菜を刻んで調味料であえる「だし」は暑い夏にぴったり。ごはんのお供や、冷ややっこにのせてどうぞ。(沼田千賀子)
水ナスの浅漬け
材料・4人前 料理監修:料理研究家・渡辺あきこさん
□ 水ナス 2個
□ 水 1カップ
□ 塩 小さじ2
□ 砂糖 小さじ2
□ 昆布 長さ6cm分
【作り方】
①漬け汁を作る。鍋に水、塩、砂糖を入れて混ぜ、昆布を加えて弱火にかける。沸騰直前の、昆布がゆらゆらし始めるくらいで火を止めて冷ます。
②水ナスはへたを切り落とし…
この記事は
残り:672文字/全文:1250文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment