もしも、渋谷で大地震が起きたら――。そんなことを少しだけ想像しながら、防災や減災の知識を学べるイベント「もしもFES渋谷」が3日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。
会場には「もしものための体力チャレンジ」「もしものときのリーダー診断」などの来場者が参加できるブースが設けられた。来場者たちは、災害から身を守るための身体の動かし方を体験したり、災害時に取るべき行動を自分の性格にあわせてアドバイスしてもらったりしていた。
イベントは、「こくみん共済coop」「渋谷区観光協会」「渋谷未来デザイン」が共同で企画した。「もしも」と名付けた理由について、こくみん共済coopの高橋忠雄専務理事は「災害時に身を守るための知識は大事だが、『防災・減災』というと取っつきにくいと思う人もいる。できるだけ身近に感じてもらえるように」と語った。
小学生と中学生の娘を連れた区内の40代女性は「ポップな雰囲気なので、子どもたちも防災に関心をもってくれた」と話した。
首都直下地震が起きた場合…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル