高知県須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」を描いたお守りを、地元の賀茂神社が新年の元旦から授与する。絵柄が毎年変わる恒例グッズだ。
10年目となる今回、受注生産の巨大サイズ(縦38センチ、横24センチ)は過去のイラストを勢ぞろいさせた特別版。1万円だが毎年注文が入るという。
境内で授与するのは特大サイズ(縦29センチ、横21センチ)で3千円。通常サイズ(縦8センチ、横5センチ)と縦長(縦10センチ、横4センチ)は色や絵柄の異なる計8種があり、各800円。
しんじょう君は、須崎市内を流れる新荘(しんじょう)川でかつて目撃されたニホンカワウソをモチーフに2013年に誕生した。
「ゆるキャラグランプリ2016」で全国1位に輝き、市のふるさと納税宣伝隊長を務めてきた。22年度の市のふるさと納税の受け入れ額は約26億2千万円にのぼり、四国の自治体で1位に。
ふるさと納税PRで市に福をもたらし、今年は誕生10周年を記念して、市内に銅像が建つほどの人気ぶりだ。
地元では「可愛いお守りなので、眺めるだけでも幸せな気持ちになれる」という声も上がっている。(蜷川大介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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