北海道新幹線(新青森―新函館北斗)が26日に開業5周年を迎え、終点の新函館北斗駅(北海道北斗市)では午後0時17分、東京から到着したはやぶさ7号の乗客をご当地キャラクターらが歓迎した。
駅のコンコースには開業5周年のモニュメントが設置され、北斗市のゆるキャラ「ずーしーほっきー」や近隣自治体のゆるキャラと、ホテル・旅館関係者、自治体職員など計約40人が「ようこそみなみ北海道へ」と書かれた横断幕をかかげた。
JR北海道によると、北海道新幹線の利用者は2016年3月26日の開業から今年3月25日までで計798万5千人。新函館北斗駅の高梨潤駅長は「まさかのコロナ禍の中で5周年を迎えた。新しい感染症対策をとって、より多くの人に北海道新幹線を利用していただきたい」と語った。
母親と盛岡へ向かう岩崎代知君(4)は新幹線が大好き。モニュメント前で記念写真を撮影し、H5系車両の玩具を握りしめて「早く乗りたいです」。静岡市から観光に訪れた古牧いずみさん(65)は「もう5年ですか。今日が5周年だとは知らず、にぎやかな歓迎ぶりにびっくりしました」と話していた。(三木一哉)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル