ようやく季節が動き出した中国地方 週末は秋らしく(tenki.jp)

台風18号が蒸し暑い空気を運んできたため、10月になっても季節外れの暑さが続いていました。しかし、きょうになって中国地方は北寄りの風に変わり、山陰地方には日本海から涼しい空気が流れ込み始めています。青空の広がっている山陽は大きく気温が上がっていますが、きのうまでに比べると湿気は少なく、日陰に入ると風が心地よく感じられます。この週末は、朝晩を中心に秋らしくなり、お出かけ日和のところが多くなるでしょう。

土曜日 朝晩は秋らしく

土曜日は大陸に中心を持つ高気圧が、西日本に張り出す見込みです。午前中の中国地方は全般におおむね晴れますが、午後は上空に冷たい空気が流れ込むため、山陰を中心に次第に雲が広がりやすくなるでしょう。日中は雨の降る所はほとんどなく、お出かけにはまずまずの天気になる見込みです。朝晩は秋らしい涼しさになる一方、日中は山陽を中心にからっとした暑さになるでしょう。内陸部を中心に、朝晩と日中との気温の差が大きくなるため、健康の管理にご注意ください。朝は、盆地で濃い霧の発生する可能性があるため、雲海の撮影はおすすめです。

日曜日 山陽は秋晴れだが、山陰は傘の出番も

中国地方は、帯状の高気圧に覆われる見込みです。山陽は大体晴れの天気が続き、日中はからっとした陽気が続くでしょう。山陰は寒気の影響で雲が広がりやすく、午前中は雨の降る時間がある見込みです。お出かけの際には、携帯用の傘があると安心です。山陰地方には、「弁当忘れても、傘忘れるな」の時季が近づいています。

日本気象協会 中国支店 筒井幸雄

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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