全日本柔道連盟は12日、国内の男性指導者2人をわいせつ行為により、懲戒処分の中で最も重い登録会員資格の除名処分にすると発表した。今後、同連盟が関わる全ての活動に携われなくなり、事実上の永久追放となる。
発表によると、被害者はともに教え子。性別、年齢は公表していない。1件は強制わいせつ容疑で逮捕され、現在公判中。もう1件は警察へ被害届は出しておらず、全柔連が設置している内部通報制度に連絡があったという。
ともに弁明の機会を与えたが、公判中の男性は書面で、もう1人は口頭で事実関係を認めたとしている。全柔連の除名処分は五輪金メダリストで準強姦(ごうかん)罪で実刑が確定し刑期を終えた内柴正人、女性へのわいせつ行為を認めた元理事に続いて、計4人となった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment