コロナ禍の中で迎えた2度目のゴールデンウィーク。旅行や遠出が難しい状況の中、お子さんとの過ごし方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、密を避けつつ、身近な街の安全を見直すことができる「防災さんぽ」を紹介します。
防災、「さんぽ」で見直し
コロナ禍で防災訓練などが軒並み中止になっていることもあり、自宅の近くで、密にならずにできる防災活動としても注目されているのが「防災さんぽ」だ。地震などの発生後、避難所まで行く経路に危険な箇所はないか、どのルートを通れば安全に避難ができそうかを考えながら行う。
今年3月、大阪市内の公園をスタート地点にして行われた「防災さんぽ」の体験会に、0~3歳の子どもを連れた母親たちが集まった。子育て関連イベントなどを企画する特定非営利活動法人「ミラクルウィッシュ」(大阪市)が主催した。
公園周辺で、自動販売機や店舗の看板、屋根瓦や窓ガラスなどを見つけると、手元のシートにシールを貼りながら歩いた。災害時には転倒や落下のリスクがあり、日常の風景に溶け込んでいるものが危険な物に変わることを意識してもらうためだ。
危険は身近なところにも
母親らは散歩後、「意識して…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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