遠州灘でウミガメの保護活動をしているNPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」(浜松市)が6日、通常は暖かい海域に生息するアオウミガメの孵化(ふか)を同市の海岸で確認した。本州の自然の海岸で確認されたのは初という。
同日早朝、南区の海岸にある保護柵内で、保護した69個の卵のうち54匹が孵化しているのを確認した。アオウミガメの足跡は特徴的で、通常は産卵を確認する段階でアオウミガメだとわかるというが、7月1日早朝に調査員が発見した時には台風の影響でわからなかった。砂からはい出てきた赤ちゃんの姿を見て初めてアオウミガメと判明し、サンクチュアリの馬塚丈司理事長は「みんなびっくり。あり得ないことが起きちゃった」。
アオウミガメは本来、南西諸島…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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