友永翔大 柴田悠貴
山崎貴監督の「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が米アカデミー賞で日本映画初の視覚効果賞を受賞したのを受け、初代ゴジラの上半身像を展示していた東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)は11日、駆けつけたファンで祝賀ムードに包まれた。
授賞式に合わせ、10日までの予定だった展示期間を1日延長。オスカー獲得が決まると、受賞を祝う横断幕が掲げられた。
半身像は「実物」の6分の1の大きさで、高さ約3メートル。1作目の映画「ゴジラ」の1954年の公開から70周年となるのを記念して2月1日から設置されていた。
受賞の興奮が続く11日夜には、ライトアップされた半身像と一緒にゴジラの人形を手にしたファンらが記念撮影していた。受賞を知って訪れたという会社員の男性(40)は「ミニチュアや着ぐるみで撮影した時代から、ハリウッドに視覚効果で認められる時代がくるとは。夢を見ているようです」と話した。(友永翔大、柴田悠貴)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル