ベビー用品を販売する小売店に対し、自社製品を安売りしないよう不当に要求したとして、公正取引委員会は1日、独禁法違反(再販売価格の拘束)でメーカー大手の「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」(大阪)に対し、再発防止に向けた排除措置を命じた。
公取委によると、同社は遅くとも2016年5月~昨年8月、ベビーカーやチャイルドシートなどの商品について、自社で「提案売価」として決めた価格より値下げしないよう全国の小売店に求めていた。
社内ではインターネット上で小売店の販売価格を調べる「ウェブチーム」を組織。安売りする業者には提案売価通りに販売するよう要請していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース