アパートの遺体、殺人事件と断定 三重・鈴鹿、死因は窒息死

 三重県鈴鹿市末広北2丁目のアパートの一室で男性の遺体が見つかった事件で、県警は10日夜、男性の死因は首を圧迫されたことによる窒息死だったと発表した。県警は遺体の状況などから殺人事件と断定し、鈴鹿署に90人体制の捜査本部を設置した。

 県警によると、男性はこの部屋に住む清掃アルバイトの近藤康夫さん(77)。司法解剖の結果、9日未明ごろに亡くなったとみられるという。近藤さんの首には衣類が巻き付いていて、県警はこの衣類で首が圧迫された可能性があるとみている。遺体の顔や首、腕には複数の皮下出血なども見つかったという。

 近藤さんは一人暮らし。連絡が取れないことを不審に思ってアパートを訪ねた親族が居間で仰向けに倒れている近藤さんを見つけ、9日午後3時40分ごろに鈴鹿署に通報した。部屋のドアは施錠されており、親族はアパートの管理会社に連絡して合鍵でドアを開けたという。

 現場は伊勢鉄道の玉垣駅から北西に約1キロの住宅街。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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