年末を迎えた東京・上野のアメ横商店街。29日は正月用の食材を買い求めるマスク姿の客が多く訪れたものの、コロナの影響で人出は例年の5割程度に。コロナ禍前の昨年までは、歩けないほどの客でごった返すのが歳末恒例の光景だった。「ズワイは2千円でいいよ」「マグロは千円」などと鮮魚店員のかけ声が響き、客の足を止めていた。
アメ横商店街連合会によると昨年末は5日間で約160万人が訪れたが、今年は半分以下の見込みだという。同会の千葉速人副会長(66)は「多くの人が対策をして来てくれて、ありがたい。本来のアメ横の活気が出てきた」と話した。(長島一浩)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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