ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月22日放送)で、「アルコール消毒の濃度」に関して医師が回答した。
番組に寄せられた健康の疑問『アルコール消毒の濃度によって効き目の違いはあるの?』に対して、医師が回答した。
「結論から申し上げますと、効果の違いはあると言われています。
消毒用に使われるアルコール(エタノール)の殺菌作用は、濃度が60~90w/w%(重量パーセント)で高くなり、濃度70w/w%(重量パーセント)程度でもっとも高い効果を発揮します。
濃度が40w/w%を超えると、細菌の細胞膜が壊れ始めて効果があらわれ、70w/w%程度が最も早いスピードで細菌が死滅すると言われています。
低濃度のアルコールでも細菌の増殖を抑えることはできますが、アルコールが消えてしまえば再び増殖してしまうので、効果が弱くなるのです」
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース