渋谷の街とアートを融合させて、街の問題解決と魅力発信のイベント「ソーシャルイノベーションウィークシブヤ2020」が開かれています。新型コロナによって大きく変わった世界で、これからの未来をどう描いていくかを考えようという催しです。 イベントでは渋谷・宮下公園や東京タワー、シンガポールなど国内外4カ所で展示されているタンポポの映像作品をネット環境を利用して連動させ、投影された映像もリアルタイムで共有できます。新型コロナの影響が続く中、渋谷の街から世界へと国境を越えるアートとして“つながりの花”を咲かせます。 最新技術を使って新たな渋谷をPRする一方、実際の渋谷の街で長年にわたって問題となっているのが、街のあちこちに書かれた「落書き」です。今回の催しでは落書きを消す取り組みも行われています。アート作品で塗り直され、カラフルで美しく生まれ変わった壁には大きな矢印が描かれ、万が一災害があった際に帰宅困難者などが避難する施設への方向を指し示しています。このアートプロジェクトの担当者は、これからも取り組みを定期的に続けていきたいと話しています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース